No.64 2004年9月16日 浜の風太郎

皆さんは ペットを飼っていますか?
私は今は何も飼っていませんが、
先日まではザリガニを飼育していました。

飼育させられていたといった方が正しいのかな?
近くに住む小学生の孫が友達と川でザリガニを二匹捕まえたらしい。捕まえてた見たものの、自分で育てられないから飼育しろと我が家に持ち込んできました。

さあー大変。又女王様の無理難題の命令だ。去年の悪夢を思い出しました。

仕方なくホームセンターに早速、容器や石、砂利をに買いに走りました。飼育容器売り場を見ると何と大きなザリガニやその餌まで売っているではありませんか!最近は本当に便利になったものです。

去年の悪夢とは:
鈴虫を10匹程何処かで貰って来て、結局我が家に持ち込んできたのでした。普段私が口に出来ないメロンや鰹節を与えながらの飼育のスタートです。

最近はインターネットで鈴虫やザリガニの飼育をサーチすると沢山参考例が出てきます。SITAの資格はこんなところで役に立つのだと実感しました。

鈴虫は夜行性で、夜になるとメスを求めてオスが一斉にリーン・リーンと鳴き出します。鳴く音は綺麗ですが、一匹が鳴き出すと他のオスも負けずとばかりに泣き出し、夜中など眠れなくなるほどです。

庭で鳴く虫の音を家の中で聞くのは風情がありますが、家の中で聞く虫の音を皆さんも一度経験して見ては如何ですか?

最初に鳴いた時は“鳴いた、鳴いた”と風情に興奮して孫達や私夫婦で大騒ぎをしていましたが、毎夜々寝る段階でもお構い無しに鳴かれると風情も何もあったものではありませんよ。

今夜は鳴きませんようにと疲れた身体で床に入ると一斉に騒音開始。いい加減にしろと大声を上げても鈴虫語をしゃべれないので通じません。

土曜日や日曜日には女王様たちが、飼育が正しく行われているかのチェック訪問が有るので、うるさいからと殺す訳にもいかず往生しました。

そのうちに一匹死に、次が死にとこちらの餌やりや面倒見の恩返しに宝の箱を持ってくることも忘れて冬を前にとうとう全滅。
やったー。やっと睡眠の邪魔と飼育の手間から開放されたとほくそ笑みながらも、泣き声が聞こえなくなると淋しくなるから不思議なものです。

鈴虫の全滅を知り、一切飼育の責任放棄をしていながら、今度は女王様の孫姉妹達が泣き出して止まらない。鈴虫どころかガチャガチャのクツワムシ以上のうるささでした。

飼育係は技術の無さを平身低頭で謝罪し、償いになんとかちゃん人形を買ってやる約束のはめになりました。
なんてことだ! 

今年はうっかりその手に乗るものかと川に放流するように強行に説得しましたが、死んでも文句を言わない、何も買ってくれなくても良いと、その場しのぎと思われる約束をされて飼育を任されました。

最初は1センチと2センチ程の大きさの2匹でしたが、ある日幾ら探しても大きい方しかいません。ザリガニは共食いの性格が強いので小さい方が食べられてしまったのでしょう。
皆さんザリガニを飼う時は餌は十分に与えてあげましょう。油断すると共食いをしますよ。

4回ほど脱皮をし、そのたびに大きくなり10センチを超える程に成長しました。孫共々、皆で楽しみながら過していましたが、今年は異常な暑さの連続で、あまりの暑さに脱皮を急いだのかどうか判りませんが、脱皮途中で死にました。

女王様達も成長したのか今度は涙を見せても去年のように泣き喚くことはありませんでした。

庭に穴を掘り亡骸を埋め、割り箸を立てて皆で冥福を祈りました。
仏説摩訶般若波羅蜜多心経観自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空。度一切苦厄。舎利子。色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。
後は省略。

めでたし。めでたし。これで飼育の苦労と責任から無事開放された。ペットを飼うのは大変なことですね。

犬も秋田犬を最後に30年経ちました。
90歳の父を飼育?(介護)しているので犬はお預け状態。
機会があれば犬の話を次回は書きたいと思います。