No.83 2005年1月14日  加登 齋

『 元旦や 死いでの旅路の 一里塚 』とは一休和尚の句と記憶している。

昨年11月に喜寿を祝って頂いた。還暦の時。70歳まで生きられたらと思っていたことを考えると格段の長生きだ。古稀の祝いには、記念に懐中時計を貰った。まだ、正確に動いている。

これからは人生のお釣り、残り少ないので、1秒1秒大事に生きてゆこうと思っている。
1年は365日、“月月火水木金金の24時間勤務”などと称し、1年は 31,536,000秒と思うようにしている。

だから、不用意に待たされると非常に腹が立つ。
病院、パソコンのサービスセンター、役所の窓口etc…。
最悪だったのは、今を去る15年前のこと、
八△の社会保険事務所に、出勤前に用事を済まそうと8時15分に行った。
9時になっても窓口が開かない。
奥にいる事務員に、事務は9時に始まるのではないんですかと聞くと、

なんと「コンピュータが動かなければ駄目です」とのたもうた。
私は思わず、「コンピュータは、人間がスイッチを押さなければ動かないんだ!」と怒鳴ってしまった。
この大声には事務所中が“ビクッ”としたようだ。
最もサービスの悪い役所として、朝日新聞の記事に
『社会保険事務所』の名前を見たのはそれから間もなくのことだった。

私自身はS社のパソコンを使用している。

3年前の年末差し迫って、ディスクの故障でサービスセンターに電話したとき、掛けても掛けても電話がビジーで、50分以上もつながらないのには、全く腹が立った。
そして、やっとつながったと思ったらロボット交換手で、さらに20分も待たせるなんて…。
故障はそっちのけで、猛烈な抗議を、担当者から課長、課長からマネージャー、さらには担当役員にまでした。

その所為か、今は、大幅に改善された。

先日、パソコンセンターに電話をした。
電話の出るのを待たされていると、5分したら先方から、ただ今混雑しておりますので、こちらからお電話させていただきますと、担当者が電話口に出てきて言った。
私がした提案だ!
パソコンを売る会社とは言え、従業員までがシステム化されて、マニュアル通りりにしか動けず、血の通う応対が出来ないのは悲しい限りだ。
私の残り少ない人生を、電話バリヤシステムを構築して平気で待たせる窓口が許せず、世のパソコンユーザーの思いを込めて…敵のように抗議してきた甲斐があった。

喜寿を迎えてから、老け込んだのが歴然と感じられるようになった。
それでも世間の役に立っていると思えば、生き甲斐のあろうというものだ!
尤も、関係者からは『嫌がらせの年齢』と思われているのかも?
年を聞かれると「とうねんとって66歳です」と答えることにしている。
それで、いつも面接に合格している???